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Togyu Okumura's paintings 奧村土牛作品
1930(昭和5年)41歳



 

Game fowl
作品『軍鶏』
再興第17回院展出品
絹本
131.9×172.8cm
1930

貸家が豊富だったので、赤坂辺を
北斎のように半年ぐらいで転々として、
一時麻布市兵衛町にいたことがある。
近所に軍鶏を飼っている老人がいたので、
その飼い鶏を写生した。これは長くかかった。
この年の院展にはこれと『枇杷と少女』の
二点を出して二点とも入選した。
(文藝春秋刊『奧村土牛/自作自解』より jul.25 1979)

『軍鶏』は、近くに軍鶏好きのおじいさんがいて、
そこに通って写生した。70歳ぐらいのひとであったが、
軍鶏をたくさん飼っていてじつにくわしい。
私が写生している間、かたわらで軍鶏というものの
特長、性格、習慣、くせなどについて、
問わず語りにていねいに解説してくれるのだった。
私も軍鶏をつぶさに観察するのは初めてであり、
楽しんで描くことができた。
(日本経済新聞社 『牛の歩み』1974)



 

Loquat and girl
『絹本枇杷と少女』
再興第17回院展作品
絹本彩色、額
101.6×114.4cm(文藝春秋表記)
101.5×114.2cm(北海道立近代美術館表記)
山種美術館所蔵
1930

 

Goose
素描『雁』
第2回聖徳太子奉賛美術展
絹本彩色 軸
110.0×101.0cm
青梅市立美術館所蔵
1930

 

Untitled
スケッチ『無題』
Dec.8 1930

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