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Togyu Okumura's paintings 奧村土牛作品
1936(昭和11年)47歳



 

Ducks
作品『鴨』
絹本彩色、額(アクリル等)
174.3×200.0cm(文藝春秋表記)
176.5×203.0cm(北海道立近代美術館表記)
東京国立美術館所蔵
1936

昭和10年の院展に『野辺』という野原に
蟷螂が一匹飛んでいる作品を出した。
それが済むと翌年春に開かれることになった
第1回帝展を目ざして
制作に取りかかったかかった。
鴨は上野動物園の写生であるが、
毎日写生に通っているうちに、
雪を連想して雪中の鴨にした。
推薦一位になり、
これによって世に出たと言えると思う。
(文藝春秋刊『奧村土牛/自作自解』より jul.25 1979)



 

Silkie
作品『餌(烏骨鶏)』

九皐展出品
絹本彩色、額
48.7×71.5cm(文藝春秋、日本経済新聞表記)
48.2×71.5cm(北海道立近代美術館表記)
山種美術館所蔵
1936

九皐会は関尚美堂が当時の
新進作家を九人集めた展観であった。
これに『餌』『烏賊』の二点を出品した。
(文藝春秋刊『奧村土牛/自作自解』より jul.25 1979)

この作品は昭和9年頃(実際は昭和11年)、
先代関尚美堂が第1回九皐会での出品で、
私としては記念の作品であります。
これがこの美術館に有るとは思わなかったのに
拙い作で有りますが、
当時この鳥を鳥屋を廻って
やっとさがして貰った思い出がありますので
なつかしく思ったのでした。
(『求美』40号 Jul.1979)



 

Rabbit
作品『兎』
再興23回院展出品
絹本彩色、屏風二曲一隻
108.0×146.7cm(文藝春秋表記)
108.0×146.4cm(北海道立近代美術館表記)
山種美術館所蔵
1936

今はあまり見ないが、
アンゴラ兎という、毛の長い兎である。
世田谷にこれを飼っている人があり、
それを写生した。
(文藝春秋刊『奧村土牛/自作自解』より jul.25 1979)



 

Water Lily
素描『水蓮』
302×436mm
奧村土牛記念美術館所蔵
Jun.18 1936


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