1925年作品『麻布南部坂』

               作品『麻布南部坂』

「右の石崖は黒田侯爵家や黒田子爵家のお邸のあった敷地の一隅で、坂の遠くに今もある霊南坂教会堂を覗かせていて、構図が面白かった。当時、世田谷から越して、近くの赤坂一ツ木にいた」土牛談。この年開催された第6回中央美術展に出品した作品だよ。奧村土牛研究員クロ

         作品『南部坂』現場 依田益代氏撮影 Nov.1 2020

取材された依田益代さんから「よくよく作品『麻布南部坂』を見ると、坂を登って下る向こうに景色が広がっている。実際には一箇所から絵のような景色は見えない。当時ならもっと先、霊南坂教会も見えたのではないかと思う」とのコメントを頂きました。

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