1951年 作品『仔山羊』

               作品『仔山羊』

土牛は「疎開中、近所に子山羊が飼われていた。栗の葉の紅葉も美しいと思った」と語っている。秋に描いたものだね。内藤さんがスケッチに随行、用があって一旦その場を離れ、大分経って戻ると一歩も動かず描き続けていたのでびっくりしたんだって。

カッちゃんも一緒について行ったよ。子山羊が居たのは、村外れにある発電所や小学校のある辺りだったっと言ってる。その時、栗拾いしたからよく憶えてるんだね。場所は崎田に向かう山道、お父さんは、きっとそこできれいな紅葉を見たんだと思うよ。子山羊も栄養不足でやせてるね。奧村土牛研究員クロ

(重要)ここに掲載する記事、写真等は全て著作物です。著作権法に従って無断転載を禁止します。記事を利用される方はご連絡お願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です