
2019年の5月末から「パンツを埋めよう」というキャンペーンがフランスで行われた。これで、自分の畑の土壌をチェックしようという試みなのだ。
まず、5月末から6月の初旬に100%コットンの新しい男物のパンツを用意する。
畑に行き穴を掘る。
そこにうやうやしくパンツを埋め、埋めたところにマークを立てる。
3カ月してから、それを掘り起こし、そのパンツの状態をチェックする。
ボロボロになっていればいるほど、その土地にはバクテリアや細菌が多く肥沃で生物学的には良質な土の畑ということになる。
それを競うのである。
そのボロボロのパンツを地元の農業団体に持って行けば、また新しいものに交換してもらえるというオマケ付き。
文:吉田千津子 写真:フランスマルヌ県・ランス情報より
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