139 アメリカのスーパーマーケット

アメリカのスーパーはアミューズメントパークのように楽しい。広さは日本のスーパーの何倍もあり大きなカートを引いて回るとあっと言う間に時間が過ぎる。色とりどりの果物がきれいに山積にされている。肉売り場に行くと分厚い草鞋のようなステーキや肉の塊が並んでいる。日本のようにきれいに薄切りにされた肉は売られていない。サーロインステーキ、T-ボーンステーキ、ポーターハウスステーキ、NYステーキ、まだまだステーキだけでも種類はある。料理によって色々な肉の部位を使いこなすのは至難の業。
アメリカのスーパーの果物はバラ売りで、それぞれはかり売りになっていて必ず近くに量りが置いてある。好きな果物をナイロンの袋に欲しいだけいれて自分で量り、レジでもう一度店員がチェックしてくれるので安心だ。野菜も日本と違い大量だ、日本に帰国してアスパラガスを買ったら、3本で100円した時には驚いた。アメリカでアスパラガスを買うと手に持てない位の大きな束でも手頃な値段で買える。
最近はやっと日本でもクーポンが発行されて、あちこちで使われているが50年前にチズちゃんがアメリカに住み始めた頃には、もうクーポンが何処でも使われていて、それを持って買い物に行くと10ドル20ドルとディスカウントされた。
アメリカでは日によってダブルクーポンの日があり、何時ものクーポンの割引が倍になるので主婦達は大喜びだ。一つ買うと二つめは無料とか色々な特典があった。
クーポンは木曜日のLA Timesに必ず入ってくるので、人々はそれをチェックしてからスーパーに買い物に行く人も多かった。隣人のパピーもグロサリーショッピングは必ず木曜日に行っていた。
スーパーマーケットでは、その日の特売を目当てに買い物に行き、その夜のメニューは大きなミートローフとして料理、次の日は残ったミートローフをパンに挟んでミートローフ・サンドイッチにして食べていた。
ミルクの容器も馬鹿でかくて大体1ガロン(4リットル)が普通のサイズなので一人住まいだと相当な量を飲まないとなくならない。日本のミルクの容器は4分の1の1リットルだからその4倍のサイズになる。何しろアメリカのサイズは量が多い。大家族には最適だが一人住まいの人には、とても不便だ。三毛猫タヌー
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