
初めてブラジル料理を食べたのは、エルヴィックのお姉さんの家だった。白いごはんに墨汁?日本では見たこともない料理。本当にこれ食べるのとギョッとした。食べないわけにも行かず、食べようとした時、何かゼラチン状のものを発見、お姉さんの娘がジェスチャーで耳(豚)だと教えてくれた。
そこで、もうチズちゃんの食欲はピタッと止まった。この料理の名前は『フェジョアーダ』。ブラジルの伝統的豆料理、もともとはアフリカからブラジルに連れてこられた奴隷の人たちが、一番安い黒い豆と主人たちの捨てる、豚の耳や尻尾や足などを一緒に煮込んだ料理。
今では、乾燥肉やソーセージを加えたりして食べやすくしている。この料理はブラジル人のソウルフードで週末になると必ず一度は食べるものなの。今ではチズちゃんも『フェジョアーダ』大好きで、その上にファロッファ・デ・マンジョッカ(キャッサバ芋)の粉をかけて食べると美味しいよ。三毛猫タヌー
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