56 訓練の仲間たち

 Curso dos comissarios Varig Airlines Rio de Janeiro Brazil チズちゃんの訓練仲間

いよいよリオでの3カ月間の訓練が始まった。初日に教室に行ってみると男子10人と女子7人計17人のクラス。内訳は外国人4人以外はすべてブラジル人。フランス人のアラン、ドイツ人のテア、それにチズちゃんともう一人、リュウジ君がいた。

リュウジ君はエリザベス・サンダースホームの出身で澤田美喜さんの著作「黒い肌と白い肌」の中に登場する主人公のモデルになった人だった。はじめはサンダースホーム所有のステパノ農場に入植したが、サンパウロに出てきた後、リオにやってきてVarigに採用された苦労人。

リュウジ君は唯一、日本語を話すのでチズちゃんは心強く思った。先生はドナ・アリッセ・クラウスというドイツ系ブラジル人で、女の先生。がっしりとした体格の背の高い人だった。彼女は会社設立すぐに客室乗務員として働いた経験のあるVarig航空のパイオニア的存在の人だった。三毛猫タヌー

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